彼女「父があなたに話があるらしい。実家にきて」俺「お、おk…」→ビビリながら挨拶に行ったら、彼女父「お願いがあります(泣)」

 

嫁父「遠路遥々申し訳ない、どうしても君と話がしたかったのですわ」
俺「こちらこそ、お招きいただきました事に厚くお礼申し上げます」

嫁父「話してみると19歳なのに言葉遣いもしっかりしてる、本当に素晴らしい方だ」
俺「言葉遣いだけは厳しく躾られてきましたので…」

嫁父「やはり私の目に狂いは無かった、まだこんな若者がいるとは…」
俺「お褒めいただき、光栄に存じます。して、私にお話というのは?」

嫁父「この会社…どう思われますかな?」
俺「どうも何も立派です、しかし平日なのに少しの静か過ぎるかと…」

 

 

嫁父「実は…先月末の6月30日で廃業したのです」
俺「え…」
嫁「!!」

嫁もこの事実は知らなかった様子でひどくショックを受けていた。

嫁父「最近は工事しても安く買い叩かれて、働いても赤字なんですわ。私どもも例外ではありません」
俺「…」

嫁父「思い切ってこの会社畳んだのも、従業員全員の再就職先が斡旋出来たからで…」
俺「じゃあ、社長のお父様は…」

嫁父「従業員ほったらかして自分だけヌケヌケと再就職するわけにはいきません、私はまだ仕事が見つかっておらんのです」
俺「こっちはそこまで就職は厳しいのですか…」

ここまで語ると、嫁父は涙を流してながら悔しそうに口を開いた。

 

↓↓続きは5ページ目へ↓↓