彼女「父があなたに話があるらしい。実家にきて」俺「お、おk…」→ビビリながら挨拶に行ったら、彼女父「お願いがあります(泣)」

 

女の子(以下嫁と記す)「隣に越してきた○○です、ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします」
俺「これはこれはご丁寧どうも、俺と申します。こちらこそよろしくお願いします」

嫁は安心した顔で自分の部屋に行くと

嫁「お父さん来て、すっごく優しそうな人だよ」

そう言って嫁はお父さんを連れて来ると、そこには竹内力さんと間違えるような気合いの入った人がいた。
背筋が凍り顔から血の気が引く俺 。

嫁父「いやー、隣で娘さ世話になります。まんず優しそうな人だ、俺は安心して盛岡さ帰れますわ」

見かけによらず何度も頭を下げて挨拶する腰の低い嫁父。
未だに思うが、俺が優しそうじゃなかったらどうなっていたのだろうか…

 

 

嫁「ごめんなさい、お父さん怖かったでしょ?」
俺「そんなこと無いですよ、カッコイイお父さんですね」

嫁「そう言ってもらえると助かります」
俺「盛岡って事は岩手からお越しなんですね」

嫁「はい、訛りが恥ずかしくて隠すのに必死で…」
俺「そんなこと無いですよ、東北訛りは俺好きですよ。俺も広島ですから訛りが結構ありますし」

嫁「そうなんですか、これからはお互い訛り言葉でお話ししましょうか」
俺「そうですね、標準語は疲れますしね」

こんな会話で初日を迎えたためか、お互いの部屋を行き来するのに1ヶ月もいらなかった。
地方出身で訛りも取れない、進む道も同じ医療系と話のネタには事欠かない。
一緒にご飯作って食べて、お互いお弁当作って一緒に途中まで通学したり、気が付けば異性として意識し交際するようになっていた。

 

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