彼女「父があなたに話があるらしい。実家にきて」俺「お、おk…」→ビビリながら挨拶に行ったら、彼女父「お願いがあります(泣)」
それじゃ後日談と行きますか。
再就職後の嫁父は鬼神のごとき働きを見せたという。
特に製図をしている際、迫力の余り誰ひとり声をかけられなかったそうだ。
嫁父が俺の実家で働くようになった2002年7月から嫁父の製図技能が評価され、県職員の社宅リフォームの工事をはじめいくつかの大きな仕事が入った。
また、県外では阪神大震災の住宅復旧にも大きく貢献し、弱点だった建築の大幅な増収もあって会社全体での嫁父加入後の売上が70%増になった。
そんな話を受けて俺達も受験生でも無いのに、毎日4時間は必ず勉強して出来る限りの努力をした。
その甲斐あってか嫁父は2007年には盛岡の一旦売却された事務所を買い戻し、俺の実家の完全子会社とはいえまた営業を始める所まで戻った。
今年1月には営業も軌道に乗り、実家から完全に独立、協力企業として製図やその他得意分野の技術を相互提供している。
俺達はこの完全独立を見届け、嫁父の心配を全て取り払えたから、今度は俺達が結婚してもっと安心させてやりたいと考え色々準備をし、準備が整った今日籍を入れたって訳だ。
あえて書かなかったのだが、嫁母は嫁が14の時に他界。
そこから嫁父一人で育てたそうだ。
とりあえず、今の目標は双方の親に孫を見せてやる事かね
後日談はこれでおしまいだけど…
あと話すことってあったかな?
プロポーズしたのは昨年の12月末の事。
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