【修羅場】彼は10円単位で割り勘する男だったのに、ある日美人が「彼君優しいよね、私いっつも奢ってもらっちゃうんだ」私「へぇ」
そして私子のほうをちらっと見て「お友達?」と彼男に聞く。
私子が「彼女です。同じ大学の・・・」
「えー!彼女いるなんて聞いてないんだけど!いつ作ったのよー私に内緒で!このっこのっ」
と美子は彼男の二の腕にからみつきながら、彼男をこづいた。
そして彼男が何か言い出そうとするのをさえぎって、
「彼男くん優しいでしょー、いつもおうちが反対方向なのに送り迎えしてくれるし、年上でも女性に財布出させるわけにはいきませんって、美子いつも奢ってもらっちゃうんだぁ」
と満面の笑みで語りだす美子。
「こんなに優しい彼男くんを困らせたらお姉さん承知しないぞっ」
美子は私子の額をつんっと小突いてこようとこようとしたけど、爪が鋭くて怖かったので反射的によける私子。
私子が避けたことに美子は一瞬だけカチンときた顔していたけどすぐに笑顔に戻り、
「ばいばぁーい」と手をふりながら去っていった。
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