部署移動で激務から解放され、夫婦円満に!俺「幸せだなぁ。お、嫁のスケジュール帳だ」→中を見て俺は怒り狂った!

 

次の日の夜、用意した離婚届をテーブルの上に出した
まずは俺が名前を書くことにした
そしたら、これまでの嫁との生活が走馬灯のように頭を過った

高校の時、照れながら告白したこと
卒業式の日に、同級生にからかわれながら写真を撮ったこと
就職祝いを一緒にしたこと
プロポーズの時に噛んでしまったこと
披露宴の翌日に行った新婚旅行で、二日酔いでダウンしていたこと
妊娠したことを知り、家で飛び跳ねて喜んだこと
名前を考える時、二人で姓名判断の本を見ながら決めたこと
嫁が出産をした時に、我が子を抱きかかえた時のこと

 

 

色んな思い出が頭をめぐり、目からは涙が溢れてきた
俺と嫁は、泣きながら離婚届に名前を書いた
二人の字は奮えていた
そして翌日、一緒に市役所に提出した
こうして俺と嫁の23年間は終わった
それぞれの実家に話した時はかなりもめたが、最後には理解してくれた
息子にも電話で言った
息子は、「子供じゃないんだから、二人で決めたことに口出しするつもりはないよ」と言っていた

 

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