娘「お父さんを誤解してました。本当にごめんなさい(泣」俺「どうでもいい。金をやるから2度と俺に関わるな」→俺が喫茶店を出ると・・・

 

娘との面会以来塞ぎ込みがちになっていたのを心配していた妻に丁寧に経緯を話し、結婚費用の過半を出すことの了解を得、
三週間後、前回待ち合わせた喫茶店で娘にそのことを話し渋々ながらも同意を得ることが出来ました。

 

数か月が経ち娘の結婚式の日、約束通りスタッフの方の誘導で披露宴会場の目立たない場所から娘の晴れ姿と誠実そうな新郎を見て安心し会場から立ち去ろうと思いましたが、どうしても娘に直接お祝いの言葉とご祝儀が渡したく、スタッフの方に娘と二人きりで話せるようお願いしました。

 

披露宴も終わり、娘が控室に戻った時刻に娘へ連絡を取って頂き、スタッフの方の計らいで用意された会議室で待っていると、娘が入って来ましたが心底迷惑そうな表情でした。
ある程度予想はしていたものの、私の祝福の言葉にもご祝儀にも冷ややかな反応しか示さず、二次会があるからと言って出て行こうとする娘を見て瞬間的に、「このままでは娘に会えるのはこれで最後になるかもしれない。真実を話そう。」
無我夢中で娘の前に回り込み思わず両肩を掴みました。

 

 

その瞬間、娘は凄まじい嫌悪感を浮かべた表情になり「触らないで!」平手打ちをされ、私は頬を手で覆いました。
娘は一瞬ハッとした表情を浮かべましたがすぐに気を取り直して「もう二度と会わないで。」
そう言い残し、会議室から出て行きました。
私は口の中を切ったのか、頬を押さえていた手に血が付着しているのを見て心の支えにしていた大切なひとつが完全に崩れ去るのを感じました。

 

それから二年、不意に登録されていない携帯番号からの着信があり応対しました。
聞き覚えのある女性からで、会って欲しいと。

 

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