【修羅場】夜行バスから降りて薄暗い道を歩いていると幼女が薄着で震えていた。母親に2日間放置されていたらしい。
私だけではどうにもならないし、幼児(後で聞いたら小さいけど小2だった;)を連れまわす訳にもいかず、
交番へつれて行こうと思ったけど、いっそのこと…と思い、管轄の警察署に電話してみた。
(公園に不審者をみかけたら110番か警察署へ…という看板があったので)
前述の通り、うちの近辺では事件が多発していて、管轄の警察署は結構熱心なので小さな事件でも飛んできてくれる。
電話して事情を話したら、保護してくれるとのこと。
今から行くから場所を教えてと言われたので公園近くのコンビニ前で待ち合わせをして、警察が来る前に女児に暖かいお茶とおにぎりとパンを買って渡した。
最初は受け取るのを拒否してたけど「いつか返してくれたらいいよ」の言葉に受け取ってくれた。
それから10分ほどでパトカー到着。
婦警さんが乗ってて、女児を保護してくれた。
私も一緒に行かなくちゃならないかも…と思ったけど、パトカーの中で少しだけ話しと携帯番号を聞かれ、開放された。
別れるときにマフラーを帰そうとしてきたけど「あげるよ」といったら泣いてた…。
ここからは後で警察からの電話と女児からの手紙で知ったことだけど女児は放置子。
但し、普通の放置子みたいにずっと放置されていた訳ではなく、最近になってらしい。
両親離婚→父親に引き取られる→父親再婚で母親の元へ→放置開始だったようで、母親が引き取ったものの放置していたらしい。
感覚はまともだったので、友達のうちに長居したくない。
でもいく場所がない…と遊ばせてもらってたら、段々と友達無くなる→居場所もなくなる→遅くなったら母親が戻ってくるからそれまで公園の風の当たらない場所でじっとしていた。
しかし、私が見つけた前後はいつになっても母親は戻らず、二日経過していたらしい。
母親にも父親にも捨てられた。私は死んでもいいんだと、ベンチに座っていたと…。
友達のところに長く居座って嫌われるのも辛かったって。
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