母が祖父の勤める着物店に弁当を届けに行ったら、そこの跡継ぎが母に一目惚れ!→父『俺と結婚しないと祖父をクビにしてやる!』母「わかりました」→結果・・・

 

あまりにも母一家を不憫に思って助けてくれたのが母実家の近隣に住む初老夫婦だった。
助けるかわりにうちの息子と結婚してくれと。

 

母はまた望まぬ結婚をしなければならないのかと悩み抜いたが、2人の子供の為だと結婚を受け入れた。
初老夫婦の息子は容姿にコンプレックスがあり女の影が無い非リアだったらしいが、中身はびっくりするほど常識人で優しい。
これだけ人を思いやれる人がなんで彼女ができなかったんだろうと当時母は思ったと言っていた。

 

 

初老夫婦も血の繋がらない姉や私を本当の祖父母のように可愛がってくれ、息子さんも本当の父のように接してくれた(以後、義父)。
母方祖父も祖母も仕事が決まり、 順風満帆に生活力が向上していった。

 

義父と母の間にも子男の子ができて、初老夫婦、義父、母、姉弟3人の7人家族で幸せに過ごしてきた。
私と弟は平々凡々だったが、姉は凄まじく頭がよく、アメリカの大学に進学が決まった。

母方祖父母、初老夫婦みーんな手を打って喜び鯛の刺身を買おう、高い肉ですき焼きにしようと盛り上がっているところに母方の実家に父から手紙が届いた。

 

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