祖母『私子、せめて二重だったらねぇ』両親『本当にねぇ』→私「二重に整形する!!!」→私「二重にして下さい」医者『ちょっと待って』私「えっ」→結果・・・

 

これにプチンして、夏・冬のボーナスで二重の手術をした。
美容整形に行ったら
「あなたの瞼は眼瞼下垂という病気。結構重症で、視力にも影響が出ていると思うので手術したほうがいい」
と言われて超びっくりした。
病気だから保険が適用されて、両目併せて10万弱で二重になった。

 

帰宅して縫い目のある手術痕を祖母・両親に見せると激怒していたので、
「あんたらが散々いじめてくれた一重は病気だったんだって。誰のせいで今まで苦労したと思ってるんだ」
と大暴れしてやった。

 

 

家を飛び出して、手術代で浮いたお金でビジホ借りて、そのまま一度も帰らずに社員寮に転居してやった。
会社では整形うんぬんでひそひそされたけど無視して、正義感の強い子にだけ眼瞼下垂のことを告白したら、その子がスピーカーになってくれて
「病気の治療で二重になった人を整形扱いするのはどうなの?」
という風潮になり、いつの間にか沈静化した。

 

祖母・両親は今でもたまに手紙を寄越して帰ってこいだなんていうけど、皆の希望通り「せめて二重」になったら人生が明るく開けたような気分になって、彼氏もできて楽しいので絶対に帰ってやらない。

 

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