【愚痴】「俺んちド貧乏だけど、家は家、俺は俺だから お金のことで苦労はさせないから(キリッ」この彼の言葉ではなく一旦冷静になれた自分を褒めてあげたいです。→結果

 

幸いご両親は前回会ったときと違ってキチンとした恰好をしていたから私の両親も慌てて着替えて応対はしたものの、こんな大切なことをアポなし突撃ってことに、かなり心象を悪くしていた。

が、それでも表面上は和気藹々と会話がされ彼の父親は相当なグルメを気取っていた。

あの家を見たあとだったので、私には信じられなかったけど。

夕方だったので、このあと良かったらご一緒に食事でもってことになって近くにある馴染みの和食のお店に行って簡単な夜のコースを注文したんだけど、コースの途中に出て来た「タラバガニのグラタン」の甲羅の部分を、彼の父親が色んな角度からしげしげと見つめ

「これは・・・タラバガニじゃありませんな・・・ふむ」

何を言い出してんだ?とみんなが注目する中、

「これはズワイですな。全くなっとらん店ですな」とのたまった。

いやいや、どうみてもタラバには見えないと思うんだけど・・・。

 

 

この一件でモヤモヤが晴れたというか、この家族とは無理と思えて彼のこともこんなに一方的な人だったのかと正直失望した。

私はそれまでモテない人生で、25歳にして初めて付き合った男性で結婚を意識しまくっていたので、一旦冷静になれて良かった。

数日後、結婚は考えられないと彼に告げて別れを切り出した。

「親にまで紹介させておいてそりゃないぜ」とか言われたけど私の意思を無視して勝手に進めたくせに何言ってんだと思った。

「訴えてやる!」ってどっかの法律番組みたいなセリフも飛び出して

「受けて立つからどうぞ」って答えたものの、その後一切音沙汰はない。

 

画像出典:iPhone持って珍スポットいてくる  出典:鬼嫁日記