3度目の流産で人目もはばからず号泣する嫁。俺「次頑張ろう」嫁「ごめん。もう無理…」俺「(子無しの人生か…)」→その時・・・!

 

a3528e0b42bfca3e3aba6ba98479c8d3_s

「もう死にたい・・・。もうやだよ・・・。つらいよ・・・。」
妻は産婦人科の待合室で人目もはばからず泣いていた。
前回の流産のとき、私の妹が妻に言った言葉・・・
「中絶経験があったりすると、流産しやすい体質になっちゃうんだって。」
そのあまりにも人を思いやらない言葉に私は激怒し、それ以来妹夫婦とは疎遠になっている。
妻は口には出していないが、もの凄く辛い思いをしていたと思う。
だから、今日までなんとか2人で頑張ってきたが、3度目の流産。

 

 

前回も前々回の時も「また、頑張ろう」と励ましてきたが励ます言葉が妻にプレッシャーをかけるような気がして、何もいえなかった。
いや、そうではない。今考えるとおそらく、3度目の流産を告げられて子供がいない人生を私は模索し始めていたんだと思う。
私は、冷淡な動物だ。情けない。

「ごめんね・・・。でも、もう私頑張れないかも。もう、駄目だと思う。」
待合室に妻の嗚咽だけが響く。
「ううん・・・○○(妻の名前)が悪いわけじゃないんだから。
こればかりは、運だから・・・・。」
それ以上、かける言葉が見つからなかった。
その時、妻の隣に4~5歳ぐらいの男の子が座った。
「あのね、これあげるから、もう泣かないで」

 

↓↓続きは2ページ目へ↓↓