真っ青になって帰ってきた夫『友達の連帯保証人になっていて、その友達が失踪した』私「えっ(子づくり諦めて頑張って返そう」→1年で返済→夫『離婚してくれ』私「えっ」→なんと…

正直、なんて貧乏くじな結婚生活・・・と凹んだりもしたけど
実家の母から「不妊は本人には罪のないことだよ」と諭されて
これもひとつの人生なのだと思いなおし、結婚生活を続行した。
私、一人っ子だから母にとってもそれは“孫を抱けない”ってことなのに
その母からそんなふうに言われたのは堪えた。
それからの結婚生活は普通に穏やかに過ぎて行ったつもりだったけど
5年近く経って母が癌で亡くなって暫く経った頃、
夫に「離婚してほしい」と言われた。

当時私は30代半ばだったんだが、「今ならまだギリギリ子供産めるんだろ?」って。
「どうして?そう思ってたらあの時とっくに別れてたよ?」って言ったら
「そうしてくれた方が良かった」って言われたよ。
「借金も一緒に返してくれて、不妊だとわかっても離婚せずにいてくれて
そんなふうにされたら俺は何も言えない。俺は一生おまえに頭が上がらない」って。
「いつもお前に追い詰められてた」って。
そして最後に言われた言葉がすごくショックだった。
私、連帯保証人になったことについては、やってしまったことを今更言っても仕方ないと思ったから
責めたりはしなかった。
夫が遊んだお金とかでもなかったし。
ただハンコを押すのはこれからは慎重になってねってお願いはした。
そして返済する時に「あといくらだね。がんばろー」とか何度か言ってた。
その度に追い詰められてたんだって。
<<続きは3ページ目へ>>