【修羅場】俺は養子だった・・・中学の時、養父母の実の息子が帰ってきて、養父母は言った「実の息子を優先したい」

 

養子であると、一度も思い至らないほどには、愛されていたと思う。

しかし実子にはやはり及ぶまいのか、Aを優先したいと養父母に告げられた。

Aはその一件以来荒んでいて、養父母にも反発していたが、特に俺に対して敵愾心を示していた。

明確に扱いが変わったわけではないが、部屋を離れに移されて、食事は一人其処でとることに。

俺も遠慮してあまり声をかけなくなった。

 

 

一段下の扱いになった俺にそれでも満足できないAがいろいろ突っかかってきたけど、養父母は宣言どおりAを積極的にとめず、後から小遣いを多めに渡すだけだった。

俺に思うところがあったのと、昔は仲がよかったからAを積極的に構うようにしていたら、半年後のある日謝罪された。

其れから二人でよく離れで過ごすようになり、高校のときに寮つきの場所を探して家を出た。

Aは親を最後まで許せずに地元を離れたがっていた。

 

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