嫁が「私は義両親の介護するために結婚したんじゃない」と言い出して、一気に冷めて即離婚した。
書き込みに慣れてないもんで失礼があったらその都度突っ込んでくれ
老眼鏡しながらいくわ
スペックから(出会い当時)
俺 47 大工の親方
俺母70台後半
嫁 45 家事手伝い
嫁父 嫁母 ともに70台後半
当時オレは嫁がいた
母屋の隣の離れに夫婦二人で住んでいた
子梨な
ある日母親が「お父さんの様子がおかしい」ってんで夫婦で見に行った
支離滅裂な言動
これは認知症だなとすぐわかった
いったん自宅に帰り今後どうするか考えてたとこに元嫁がきて
「私はあなたの両親の介護をするために結婚したんじゃない
だから実家に帰ります」
「は?」だった
まさに晴天の霹靂
と同時に愛情が一気にさめて緑の紙を償還
わずか1日で毒男となった
手切れ金を少し渡したら喜んでた
さぁ介護だしかし仕事もある
そこで思い切って引退をすることにした
会社は信用してた若いのに渡して自分は非常勤の会長に引退
取引先にも事情説明し会社存続させた
約2年間認知症の父親の介護をし父は亡くなった
49歳のときだった
母は元気なので通常運行
でも足が悪いので福祉センターの風呂は利用してる
母の介護もるので会社には戻らず
好きな畑作業しながら過ごした
良く見ると 側溝に車輪を落として動けないらしい
その車をぼーっと見つめる嫁がいた
事情がすぐわかったのでいったん家に帰り
軽トラにジャッキとブロック数個を積んでUターン
5分ほどで救出
そのまま手を振ってとっとと帰ってきた
1週間後
昼飯の時間なので畑から買える途中
また同じ状況にでくわした
しかも車の横にたってるのは嫁
噴出しそうになるのをじっとこらえて再度救助
前回救助してもらったお礼に来たらまた脱輪したんだと
せっかくなんで自宅に呼んで俺母交えて話しをした
俺母は嫁の名前を聞いて一瞬口角が上がったのを覚えてる
嫁は自分はOLしてたけど両親の介護のため会社を辞めた
もう旅行もできないだろうと車で最後の旅を楽しんでてその途中脱輪したと
話を終えて帰っていったが連絡先交換なんか考えてもいなかった
午後からデイサービスに連れて行ってる
いつも風呂から上がったらまっすぐ家に帰るんだが
その日に限って買い物がしたいんで
売店に行くとどっかで見た女性がいた
嫁だった嫁の両親も一緒だった
嫁父は足が悪いらしく車椅子だった
俺「あ 嫁さんこんにちわ」
嫁「あ 俺さんこんにちわ」
会話が続かない
ふとヨコを見るとお互いの母親同士がまぁよくしゃべるしゃべる
一緒に夕食ってことで館内にある食堂で5人で食事
ここでわかったこと
俺母と嫁母はこのデイサービスの風呂仲間だということ
お互いの子供から聞いた話が合致してお互いの子供だと確信したと
じゃぁくっつけちゃおうかというとんでもない飛躍話になっており
本人そっちのけで話がはずむ
そこではじめて連絡先交換した俺は50になっていた
3日後亡くなった
私の知人に葬儀屋がいたんで全部頼んだ
嫁「あの・・・一番質素なのでお願いします」
OLやめて3年そう蓄えがないのは容易に想像できた
俺「お金も含めて全部まかせてくれないか?悪いようにはせんから」
嫁の目から大粒の涙が流れてた
あとでカラダで払ってもらうから・・とか脳内をかけめぐったことは内緒だ
49日もすんでお骨はお寺で預かってもらうことになった
そっからお互いの家を行き来しだした
デイサービスは私のワンボックスで一緒に行き
ゴハン食べて変えるというスタイルにかわった
嫁母「ねぇ俺さん 式はいつすんの?入籍だけ?」
俺ポカン・・・嫁 飲んでたお茶を盛大に噴いた
ここまでプロポーズどころか交際の仕込みすらしてない
嫁母は嫁からそれを聞いててハッキリさせたかったようだ
意を決して嫁に言った
俺「嫁さん交際してください」
嫁母が口をはさむ「え??いまさら??」
嫁 顔を真っ赤にしてうつむいてた
こうなったら逃げられない
俺「撤回します嫁さん俺と結婚してください」
嫁「よろしくお願いします」
でもひっかかることがあった
俺がバツイチだということを言ってなかった
そして続けていった
またまた嫁母がみそ汁をすすりながら口をはさむ
嫁母「バツイチだったとか元嫁が介護きらって逃げたとか
今は会社やめて自由気ままの生活とかそんなやつ?」
俺「は・・はい」
嫁母「あらら とっくの昔に知ってるわよ おっほほ」
指名手配された犯人が壁際に追い込まれた心境ってこんなんだろうな
いい意味で「詰んだ」
そっからは大工の本領発揮した
母屋を引っ張って自分の家と合体
くっつけた母屋を改装して嫁母の部屋と簡単な台所とトイレを設置
可能な限り一緒に生活するけど
無理のない範囲で自分の生活を楽しめるようにした
嫁の軽自動車も売り小さめのワンボックスに替えた
全部終わって引越しがすんで初めての4人生活の初日
赤い紙の召還
保証人はもちろんお互いの母親
そして初夜に突入
ちなみにここまで手をにぎっただけでキスも合体もしてない
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