【感動】友人「恋人亡くして辛いのはわかるけどそろそろ…」俺「誰も俺の気持ちなんてわかんねーよ」→見知らぬ女の子が泣きだした…
友人たちに、飲みに誘われ、久しぶりに会いに行ったら、
見知らぬ女の子がいた。
友人の一人の知人だとか。
あ、どうも、、とか挨拶した、かもしれない。
三軒目のバーで飲んでたとき、仲のよい友人が、
「気持ちは分かるけどさ、でも、ずっと独りでいるのも何だし、彼女を作ったら?」
と言った。
「わりーけど、お前には俺の気持ちなんてわかってねーよ、ここにいる誰も俺の気持ち、わかんねーよ」
って言ったら、見知らぬ女の子が顔を覆って、泣き出した
彼女は、夫を亡くしたんだと、他の友人が俺に耳打ちした。
彼女と俺を励ますための、飲み会だった。
俺はうなだれた。
彼女はまだ、泣いていた。
後悔した。
彼女は、自分が夫を亡くしたことなど、おくびにも出さずに明るく振る舞っていた。
事情を知っていたのは数人だけだったようだ。
俺は、彼女に詫びた。
彼女は、
「いえ、誰のせいでもないんです、仕方のないことなので」
とまで言って、またぽろりと涙をこぼした。
俺の彼女も、荒んでいる俺をみて天国で悲しんでいるかも、と思った。
この人を笑顔にしたい、と思った。
飲み会の後、俺は共通の友人から、彼女の連絡先を聞き出してかなり強引に、デートの約束を取り付けた。
あとは、ひたすら押した。
お付き合いしてください、と。
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